いわせ薬局

2026.05.05

痔の市販薬の種類と選び方|薬剤師が徹底解説

痔の市販薬の種類と選び方|薬剤師が徹底解説

「痔かも…でも病院には行きにくい」そんなあなたへ

突然の痛みや出血、座っているだけでもつらい不快感——。痔の症状は日常生活に大きな影響を与えますが、「恥ずかしくて病院に行きにくい」「まず市販薬で様子を見たい」と感じる方も多いのではないでしょうか。

実は、痔の市販薬にはさまざまな種類があり、症状に合わせて正しく選ぶことが改善への近道です。高知県四万十市にある「いわせ薬局」の薬剤師が、痔の市販薬の種類と選び方をわかりやすく解説します。

まず知っておこう|痔の主な種類

市販薬を選ぶ前に、自分の痔がどのタイプかを把握することが大切です。痔は大きく以下の3種類に分類されます。

  • いぼ痔(内痔核・外痔核):肛門の内外にできるいぼ状のふくらみ。出血・脱出・痛みが主な症状。
  • 切れ痔(裂肛):肛門の皮膚が切れた状態。排便時の鋭い痛みや出血が特徴。
  • 痔ろう:肛門周囲に膿のトンネルができた状態。市販薬での対応が難しく、早めに受診が必要です。

市販薬が比較的有効なのは、いぼ痔と切れ痔です。痔ろうが疑われる場合は、速やかに医療機関へ相談してください。

痔の市販薬の種類を徹底整理

①外用薬(塗り薬・坐剤)

最もよく使われるタイプで、患部に直接作用するため効果が期待しやすいのが特徴です。

  • 坐剤(座薬):肛門内に挿入するタイプ。内痔核(いぼ痔の内側)への効果が期待できます。「ボラギノールA坐剤」「レクタル」などが代表的です。
  • 軟膏・クリーム:患部に塗るタイプ。外痔核や切れ痔に使いやすく、チューブに注入管が付いているものは肛門内にも使用可能です。
  • 注入軟膏:坐剤と軟膏の中間的な使用感で、内外どちらにも対応しやすいタイプです。

②内服薬(飲み薬)

外用薬と組み合わせて使うことで、より総合的なアプローチが期待できます。

  • 漢方薬(乙字湯など):体の内側から炎症や血行を改善するとされ、慢性的な痔に用いられることが多いです。
  • 血行促進・抗炎症成分配合の内服薬:「ヘモリンド舌下錠」など、静脈の強化や炎症を抑える効果が期待できます。

③主な配合成分と働き

  • ステロイド成分(ヒドロコルチゾン酢酸エステルなど):炎症・かゆみを抑える。ただし長期使用には注意が必要です。
  • 局所麻酔成分(リドカインなど):痛みやかゆみをすばやく和らげる効果が期待できます。
  • 止血成分(アドレナリン塩酸塩など):出血を抑える働きがあります。
  • 組織修復成分(アラントインなど):傷ついた粘膜の回復を助ける効果が期待できます。
  • 血管収縮成分(塩酸テトラヒドロゾリンなど):うっ血を改善し、腫れを和らげます。

薬剤師からのアドバイス|症状別の選び方ポイント

いわせ薬局の薬剤師が、よくいただく相談をもとに症状別のポイントをまとめました。

  • 出血が主な悩みの場合→ 止血成分や血管収縮成分を含む坐剤・軟膏を選びましょう。
  • 痛みがつらい場合→ 局所麻酔成分(リドカイン)配合の製品が痛みを和らげる可能性があります。
  • 腫れ・炎症が強い場合→ ステロイド配合の外用薬が有効な場合がありますが、連続使用は5〜6日を目安にしてください。
  • 慢性的な痔・便秘がちな方→ 内服の漢方薬(乙字湯)や便を柔らかくする整腸剤との併用も検討の余地があります。

⚠️ 注意が必要なサイン:大量出血・強い痛み・発熱・2週間以上市販薬を使用しても改善しない場合は、必ず医療機関を受診してください。

いわせ薬局での相談事例

四万十市にお住まいの40代の男性が「排便のたびに出血してつらい」とご来局されました。詳しくお話を伺うと、デスクワークで長時間座っており、便秘気味とのこと。

薬剤師は止血成分・抗炎症成分配合の坐剤と、便を柔らかくする酸化マグネシウム製剤を組み合わせて提案。また、「水分をしっかり取ること」「長時間の座位を避けること」など生活習慣のアドバイスも行いました。

約1週間後にご来局された際、「出血がほぼなくなり、痛みも落ち着いてきた」とご報告いただきました。市販薬も正しく選べば、症状改善の可能性が高まります。

まとめ

  • 痔の市販薬は外用薬(坐剤・軟膏)と内服薬に分かれる。
  • 症状(出血・痛み・腫れ・慢性化など)に合わせた製品選びが重要。
  • ステロイド配合薬の長期連用は避け、改善しない場合は受診を。
  • 市販薬選びに迷ったら、薬剤師への相談が一番安心。

いわせ薬局にお気軽にご相談ください

「どの市販薬を選べばいいかわからない」「処方薬も検討したい」という方は、高知県四万十市のいわせ薬局にご相談ください。お一人おひとりの症状や生活習慣に合わせて、薬剤師が丁寧にアドバイスいたします。

処方せんがある方は、LINEでの事前送信も受け付けております。待ち時間の短縮にぜひご活用ください。

???? LINEで処方せんを送る・相談する

お薬のことなら、四万十市の身近なかかりつけ薬局「いわせ薬局」へ。皆さまのご来局をスタッフ一同お待ちしております。

いわせ薬局

この記事を書いた人

いわせ薬局 薬剤師スタッフ

高知県四万十市の調剤薬局「いわせ薬局」の薬剤師が、日々の業務で得た知識や患者さまからよくいただくご質問をもとに、健康に役立つ情報をお届けしています。お薬や健康に関するご相談は、お気軽にいわせ薬局までお問い合わせください。

記事一覧へ戻る

ACCESS 駐車場案内

〒787-0013 ⾼知県四万⼗市右⼭天神町9-28

TOPへ戻る

RECRUIT 採用情報

採用に関する情報はこちら 採用に関する情報はこちら