「目がゴロゴロする」「夕方になると目がかすむ」…それ、ドライアイかもしれません
パソコンやスマートフォンを長時間使う現代では、目の乾きや疲れを感じる方が増えています。「なんとなく目が重い」「コンタクトをつけていると夕方がつらい」「風が当たると目が痛い」――そんなお悩みを抱えていませんか?
これらの症状はドライアイ(乾性角結膜炎)のサインである可能性があります。四万十市のいわせ薬局にも、「どの目薬を選べばいいかわからない」「市販薬を使っているけれど効果を感じにくい」というご相談が多く寄せられています。この記事では、薬剤師の視点からドライアイの原因・対策・目薬の選び方をわかりやすく解説します。
ドライアイとは?原因をチェックしよう
ドライアイとは、涙の量が減ったり、涙の質が低下したりすることで、目の表面が傷つきやすい状態になる疾患です。厚生労働省のデータでも、日本国内で約2,200万人がドライアイに悩んでいるとされており、決して珍しい症状ではありません。
主な原因
- デジタル機器の長時間使用:画面を見ているとまばたきの回数が減り、涙が蒸発しやすくなります。
- エアコン・乾燥した環境:室内の乾燥は涙の蒸発を加速させます。
- コンタクトレンズの装用:レンズが涙を吸収するため、目の乾きを感じやすくなります。
- 加齢:年齢とともに涙の分泌量は減少する傾向があります。
- ストレス・睡眠不足:自律神経の乱れが涙腺の働きに影響することがあります。
- 一部の薬の副作用:抗ヒスタミン薬や降圧薬などがドライアイを悪化させる場合があります。
ドライアイの日常的な対策
目薬を使う前に、まず生活習慣を見直すことが大切です。以下の対策を取り入れることで、症状の緩和が期待できます。
- 意識的にまばたきをする:デジタル機器使用中は「3秒に1回まばたき」を意識しましょう。
- 20-20-20ルールの実践:20分作業したら20フィート(約6m)先を20秒眺める習慣が推奨されています。
- 室内の加湿:湿度50〜60%を目安に加湿器を活用しましょう。
- 温罨法(おんあんぽう):蒸しタオルで目を温めると、マイボーム腺(涙の油分を分泌する腺)の機能改善が期待できます。
- 十分な睡眠とバランスのよい食事:ビタミンAを含む食品(にんじん、レバーなど)は目の健康維持に役立つとされています。
薬剤師が教える!ドライアイ目薬の選び方
市販の目薬はたくさんあって迷ってしまいますよね。目薬の成分に注目することがポイントです。
ドライアイに有効な主な成分
- ヒアルロン酸ナトリウム:高い保水力を持ち、目の表面に涙をとどめる働きが期待できます。医療用では処方箋が必要ですが、市販品にも配合されているものがあります。
- コンドロイチン硫酸エステルナトリウム:角膜を保護し、潤いを保つ効果が期待されます。
- 塩化カリウム・塩化ナトリウム:涙に近い成分で目の浸透圧を整えます。
- ビタミンA(レチノール):角膜の上皮を健康に保つ働きがあります。
目薬を選ぶときの注意点
- コンタクトレンズ装用中は「コンタクト使用可」と表示されたものを選びましょう。防腐剤がレンズに吸着するリスクがあります。
- 防腐剤フリー(無添加)タイプは目への刺激が少なく、頻繁に点眼する方に向いています。
- 「充血を取る」ための血管収縮剤配合目薬は、使いすぎると逆効果になる場合があるため注意が必要です。
いわせ薬局での相談事例
四万十市のいわせ薬局に来られた40代女性のAさんは、「テレワークが増えてから目の乾きがひどく、市販の目薬を何種類も試したがどれも合わない」とのことでご相談いただきました。
お話を聞くと、Aさんはコンタクトレンズを装用したまま、防腐剤入りの目薬を1日に何度も点眼されていました。薬剤師がコンタクト対応の防腐剤フリー人工涙液に切り替えることをご提案し、あわせて温罨法と加湿器の使用をアドバイス。その後「目の不快感がだいぶ楽になった」とお喜びの声をいただきました。
また、60代男性のBさんは、「長年飲んでいる薬がドライアイに関係しているか確かめたい」とご来局。服用中のお薬を確認したところ、抗コリン作用を持つ薬が含まれており、主治医への相談をお勧めしました。「お薬手帳」を持参いただくことで、このような確認がスムーズに行えます。
まとめ:ドライアイは正しいケアで改善が期待できます
- ドライアイの原因はデジタル機器・乾燥・コンタクト・加齢など多岐にわたります。
- 日常的な生活習慣の見直し(まばたき・温罨法・加湿)が基本の対策です。
- 目薬はヒアルロン酸やコンドロイチン配合のものを選び、コンタクト使用中は「コンタクト対応」を確認しましょう。
- 市販薬でも改善しない場合や、症状が強い場合は眼科受診をご検討ください。
- 服用中のお薬がドライアイに影響している可能性もあるため、薬剤師への相談も有効です。
いわせ薬局にお気軽にご相談ください
四万十市のいわせ薬局では、ドライアイでお悩みの方に対して、生活習慣のアドバイスから市販薬・処方薬の選び方まで、薬剤師が丁寧にサポートいたします。「どの目薬が自分に合っているかわからない」「処方された目薬の使い方を確認したい」など、どんな小さなことでもお声がけください。
処方せんをお持ちの方は、LINEで事前にご送付いただくと待ち時間の短縮になり大変便利です。ぜひご活用ください。
???? LINEで処方せんを送る・相談する(いわせ薬局公式LINE)
皆さまの目の健康を、いわせ薬局は全力でサポートいたします。四万十市近隣にお住まいの方は、ぜひお気軽にご来局ください。