いわせ薬局

2026.05.19

膝の痛みに使える薬とサプリ|四万十市の薬剤師が徹底解説

膝の痛みに使える薬とサプリ|四万十市の薬剤師が徹底解説

「膝が痛くて階段がつらい…」そのお悩み、まずは正しい知識を

朝起きたときに膝がこわばる、階段の上り下りがつらい、長時間歩いたあとに膝が腫れる…。そんな悩みを抱えていませんか?

膝の痛みは40代以降から増えはじめ、特に女性に多い症状です。厚生労働省の調査でも、変形性膝関節症の患者数は国内に約3,000万人いると推計されており、決して珍しい悩みではありません。

「病院に行くほどでもないかも」「まずは自分でケアしたい」という方のために、いわせ薬局(高知県四万十市)の薬剤師が、膝の痛みに使える市販薬とサプリメントについてわかりやすく解説します。

膝が痛くなる主な原因

まずは原因を知ることが、正しいケアへの第一歩です。

  • 変形性膝関節症:加齢や体重負荷により軟骨がすり減り、炎症や痛みが生じます。中高年に最も多い原因です。
  • 筋力低下:太ももの筋肉(大腿四頭筋)が弱まると膝への負担が増し、痛みが出やすくなります。
  • 体重増加:体重が1kg増えると、膝にかかる負担は約3〜5kg増えるといわれています。
  • スポーツによる使いすぎ:ランニングや登山など、膝に繰り返しの負荷がかかることで炎症が起きやすくなります。
  • 関節リウマチ:免疫の異常により関節に炎症が起きる疾患で、早期治療が重要です。

原因によってアプローチが異なります。市販薬やサプリだけで対応できる場合と、医療機関への受診が必要な場合があるため、まずは症状をしっかり把握することが大切です。

膝の痛みに使える市販薬の種類

① 外用薬(塗り薬・貼り薬)

膝の痛みに最もよく使われるのが外用薬です。胃への負担が少なく、痛い部分に直接作用できるのが特徴です。

  • ジクロフェナクナトリウム配合(例:ボルタレンEXテープ):非ステロイド性抗炎症成分(NSAIDs)を含み、炎症を抑える効果が期待できます。
  • インドメタシン・ケトプロフェン配合製剤:鎮痛・抗炎症作用が期待できます。光線過敏症に注意が必要な成分もあります。
  • サリチル酸メチル・l-メントール配合(例:一般的な冷感湿布):清涼感があり、急性期の腫れや熱感がある場面にも使われます。

② 内服薬(飲み薬)

  • イブプロフェン・ロキソプロフェン配合薬:痛みや炎症を抑えることが期待できる成分です。空腹時の服用は避け、胃腸が弱い方は注意が必要です。
  • アセトアミノフェン配合薬:胃への刺激が比較的少ない鎮痛成分です。肝臓への負担に注意が必要です。

⚠️ 市販の鎮痛薬は痛みを一時的に和らげるものであり、根本的な原因を改善するものではありません。1〜2週間使用しても改善がみられない場合は、必ず医療機関を受診してください。

膝の痛みに期待されるサプリメント

サプリメントはあくまで食品であり、「治療」を目的とするものではありませんが、継続的なセルフケアの一助として取り入れる方が増えています。

① グルコサミン・コンドロイチン

軟骨の主成分に含まれる成分で、関節の潤滑や軟骨へのアプローチが期待されています。米国国立衛生研究所(NIH)の大規模研究(GAIT試験)でも検討されており、特に中等度以上の膝の痛みを持つ方への影響が注目されています。効果には個人差があります。

② 非変性Ⅱ型コラーゲン(UC-II)

近年注目されている成分で、免疫システムを介して関節の維持をサポートする可能性があるとされています。少量で効果が期待できるという点でも研究が進んでいます。

③ ヒアルロン酸

関節液の成分の一つです。経口摂取による関節への働きかけについては研究が進んでおり、関節の動きやすさをサポートする可能性が示唆されています。

④ 生姜(ジンジャー)エキス・ターメリック

天然由来の成分で、抗炎症作用が期待される研究報告があります。食事での摂取も可能です。

⚠️ サプリメントは薬との飲み合わせや持病によって注意が必要な場合があります。必ず薬剤師にご相談ください。

薬剤師からのアドバイス

いわせ薬局の薬剤師として、日々多くのお客様の相談を受けるなかで強調したいことがあります。

  • 「痛みを我慢しない」こと:痛みをかばって歩き方が変わると、腰や反対側の膝にも負担がかかります。
  • 体重管理と運動が根本対策:薬やサプリはあくまでサポート。大腿四頭筋を鍛える運動療法が最もエビデンスのある対策です。
  • 急激な腫れ・発熱・夜間痛には要注意:関節リウマチや感染性関節炎などの可能性もあるため、早めに整形外科を受診してください。
  • 長期服用は医師・薬剤師に相談:市販の鎮痛薬を長期間使い続けることは、胃腸障害や腎機能への影響が心配されます。

いわせ薬局での相談事例(プライバシーに配慮した事例紹介)

四万十市にお住まいの60代女性のケースです。「膝が痛くて、テレビで見たグルコサミンを試したいが、血圧の薬を飲んでいるので心配」とのご相談がありました。

ご来局いただいてお薬手帳を確認したところ、服用中の薬との明確な相互作用はなかったものの、腎機能への影響を考慮してグルコサミン塩酸塩よりも硫酸塩タイプを選択すること、また同時に外用の鎮痛テープも提案しました。3ヶ月後にまたご来局いただいた際、「少し楽になってきた気がする」とおっしゃっていただけました。

このように、持病やお薬との兼ね合いを見ながら最適な選択肢をご提案できるのが薬局の強みです。

まとめ

  • 膝の痛みの原因はさまざまで、市販薬・サプリだけでは対応できない場合もある
  • 外用薬(テープ・ゲル)は局所への作用が期待でき、胃への負担が少ない
  • 内服薬は効果が期待できる一方、用法・用量・使用期間を守ることが重要
  • グルコサミン・コンドロイチン・UC-IIなどのサプリは継続的なセルフケアとして注目されているが、効果には個人差がある
  • 薬との飲み合わせ・持病がある方は必ず薬剤師に相談を
  • 症状が改善しない・悪化する場合は整形外科への受診を

いわせ薬局にお気軽にご相談ください

高知県四万十市のいわせ薬局では、膝の痛みに関する市販薬・サプリのご相談を随時承っています。「どれを選べばいいかわからない」「持病があって心配」という方も、薬剤師が丁寧にお答えします。

処方せんをお持ちの方は、LINEから事前に処方せんの送信が可能です。待ち時間の短縮にもつながりますので、ぜひご活用ください。

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もちろん、直接ご来局いただいてのご相談も大歓迎です。四万十市で膝の痛みにお悩みの方は、ぜひいわせ薬局へお越しください。あなたの日常生活をより快適にするお手伝いをいたします。

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この記事を書いた人

いわせ薬局 薬剤師スタッフ

高知県四万十市の調剤薬局「いわせ薬局」の薬剤師が、日々の業務で得た知識や患者さまからよくいただくご質問をもとに、健康に役立つ情報をお届けしています。お薬や健康に関するご相談は、お気軽にいわせ薬局までお問い合わせください。

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