いわせ薬局

2026.05.23

赤ちゃんのあせもに効く薬とケア方法|四万十市の薬剤師が解説

赤ちゃんのあせもに効く薬とケア方法|四万十市の薬剤師が解説

「また赤ちゃんの首にあせもが…」そんなお悩み、ありませんか?

高知県四万十市の夏は蒸し暑く、赤ちゃんを育てるお母さん・お父さんにとってあせも(汗疹)は毎年頭を悩ませる問題のひとつです。首のしわ、脇の下、おむつのあたり…気づいたら真っ赤になっていた、という経験はありませんか?

「市販薬を塗っていいの?」「病院に行くべき?」と迷っている方のために、いわせ薬局の薬剤師が赤ちゃんのあせもケアと薬の選び方をわかりやすくお伝えします。

そもそも赤ちゃんはなぜあせもになりやすいの?

赤ちゃんがあせもになりやすい理由には、大人との体の違いがあります。

  • 汗腺の密度が高い:赤ちゃんは大人と比べて体の表面積あたりの汗腺数が約2〜3倍多く、汗をかきやすい体質です。
  • 皮膚が薄くデリケート:バリア機能がまだ未発達で、汗や摩擦の刺激を受けやすい状態です。
  • 体温調節が未熟:暑さに対する体温調節がうまくできず、大人より体温が上がりやすい傾向があります。
  • しわや重なりが多い:首・脇・ひじの裏など、汗がたまりやすい部位が多くあります。

環境省の熱中症予防情報サイトでも、乳幼児は体温調節機能が未発達であることが注意喚起されています。四万十市のような高温多湿の地域では特に、こまめなケアが大切です。

あせもの種類を知っておこう

あせもには主に3種類あります。それぞれ症状や対応が異なります。

  • 水晶様汗疹(すいしょうようかんしん):透明な小さな水ぶくれ。かゆみはほぼなく、自然に治ることが多いです。
  • 紅色汗疹(こうしょくかんしん):いわゆる「あせも」。赤くかゆい発疹で、赤ちゃんに最も多く見られます。
  • 深在性汗疹(しんざいせいかんしん):皮膚の深部に汗が詰まったもの。あまり一般的ではありませんが、重症化のサインになることもあります。

日常的なケアで対応できるのは主に紅色汗疹です。水ぶくれが破れて膿んでいる、広範囲に広がっているなどの場合は、皮膚科への受診をおすすめします。

まずはこれ!基本のあせもケア

薬を使う前に、まずは日常ケアの見直しが大切です。薬剤師として強調したいのは、「薬で治す」より「あせもをつくらない環境を整える」ことです。

  • こまめに汗を拭く:濡れたタオルや柔らかいガーゼで優しく汗を吸い取ります。ゴシゴシこするのはNGです。
  • 清潔を保つ:1日1〜2回の沐浴やシャワーで汗と汚れを洗い流しましょう。石鹸は低刺激のものを選んで。
  • 服装と素材に気をつける:通気性の良い綿素材を選び、着せすぎに注意。室内では薄着を心がけましょう。
  • 室温・湿度を管理する:室温は26〜28℃、湿度は50〜60%を目安に。エアコンを上手に活用してください。
  • 爪を短く切る:かゆがって引っ掻いてしまうと傷や感染症の原因になります。

赤ちゃんのあせもに使える薬の選び方

ケアをしていてもあせもがひどい場合、薬を上手に活用することが考えられます。ただし、赤ちゃんへの使用は成分と使い方に十分な注意が必要です。

✅ 市販薬で使いやすいもの

  • カラミンローション(炉甘石ローション):患部を冷やして炎症やかゆみをやわらげる効果が期待できます。赤ちゃんにも比較的使いやすい成分です。ただし、傷や湿潤部位への使用は避けてください。
  • 亜鉛華軟膏:皮膚を保護し、炎症をやわらげる効果が期待できます。おむつかぶれとあせもが重なっているときにも使われることがあります。
  • ジフェンヒドラミン含有のかゆみ止め:かゆみを抑える抗ヒスタミン薬入りのものもありますが、生後1歳未満への使用は慎重に。必ず薬剤師に相談してから使用してください。

⚠️ ステロイド成分について

市販のかゆみ止めクリームにはステロイド成分が入っているものがあります。ステロイドは炎症を抑える効果が期待できますが、赤ちゃんへの使用は医師・薬剤師への相談が必須です。特に顔や首など皮膚が薄い部位への使用は注意が必要です。自己判断での長期使用は避けましょう。

薬剤師からのアドバイス:こんなときは迷わず相談を

いわせ薬局では、「どの薬を選んでいいかわからない」というご相談を毎年夏に多くいただきます。薬剤師として、以下の状態のときは市販薬ではなく医療機関への受診をおすすめしています。

  • 発疹が広範囲に広がっている、または急速に悪化している
  • 患部が膿んでいる・じゅくじゅくしている
  • 赤ちゃんが発熱を伴っている
  • 市販薬を1週間程度使っても改善の兆しがない
  • 赤ちゃんが激しくかゆがって眠れない

これらのサインが見られる場合、細菌感染(とびひ)に移行している可能性も考えられます。早めの対処が大切です。

いわせ薬局での相談事例

四万十市にお住まいのAさん(生後8ヶ月のお子さんのお母さん)から、こんなご相談がありました。

「首のしわにあせもができて、毎日ガーゼで拭いているんですが、なかなか良くならなくて。市販薬を試したいけど、何を選んでいいかわからなくて来ました」

お子さんの患部を確認させていただいたところ、紅色汗疹が数か所できている状態でした。傷や膿みはなく、かゆみで少し機嫌が悪い様子。そこでカラミンローションの使い方とこまめな清拭のポイントをお伝えし、1週間ほどで改善されたとのご連絡をいただきました。

「薬局でここまで丁寧に教えてもらえると思っていなかった」と喜んでいただけました。いわせ薬局では、お薬を渡すだけでなく、お子さんの状態に合わせたケアのアドバイスも大切にしています。

まとめ:赤ちゃんのあせもは「予防」と「早めの相談」がカギ

  • 赤ちゃんは汗腺の密度が高く、皮膚バリアも未発達なためあせもになりやすい
  • まずは清潔・通気・こまめな汗拭きで予防することが最優先
  • 市販薬を使う場合は成分と年齢適応を必ず確認し、薬剤師に相談する
  • 膿み・発熱・急速な悪化がある場合は医療機関を受診する
  • 迷ったときはいわせ薬局へ気軽にご相談ください

いわせ薬局にお気軽にご相談ください

四万十市のいわせ薬局では、赤ちゃんのあせもや肌トラブルに関するご相談を随時受け付けています。「どの薬を買えばいいか」「これって病院に行くべき?」など、些細なことでもお声がけください。

お忙しい子育て中の方には、LINEでの処方せん送信・事前相談も対応しています。来局前にLINEでお写真を送っていただくことで、スムーズにご案内できる場合もあります。

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お子さんの健やかな毎日のために、いわせ薬局がそばでサポートします。四万十市近隣にお住まいの方も、どうぞお気軽にご来局・ご連絡ください。

岩瀬裕紀 薬剤師

この記事を書いた人

岩瀬 裕紀(いわせ ひろき)

薬剤師 / 株式会社みのり 代表取締役

高知県四万十市右山天神町で「いわせ薬局」を運営しています。地域の皆様から日々いただくお薬や健康のご相談をもとに、薬剤師の視点でわかりやすく情報を発信しています。土曜営業・LINE処方せん受付・駐車場5台無料で、市内全域からのご来局をお待ちしております。

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