お薬手帳、なんとなく持っているだけになっていませんか?
「薬局で毎回シールを貼ってもらうけれど、正直あまり意味を感じない」「そもそもお薬手帳を持っていない」という方は少なくありません。しかし、お薬手帳は正しく活用すれば、あなたの健康と安全を守る強力なツールになります。
この記事では、高知県四万十市のいわせ薬局の薬剤師が、お薬手帳を持つメリットと効果的な使い方を詳しくご紹介します。
お薬手帳とは
お薬手帳とは、処方された薬の名前・用量・服用方法などを時系列で記録する手帳です。薬局で薬を受け取るたびに、薬の情報が記録されていきます。
手帳の形式は以下の3種類があります。
- 紙のお薬手帳:薬局で無料で作成可能
- 電子お薬手帳(アプリ):スマホで管理できるタイプ
- マイナポータル連携:マイナンバーカードを使った薬剤情報の閲覧
お薬手帳を持つ5つのメリット
メリット1:飲み合わせの危険を防げる
複数の病院・診療科を受診している場合、それぞれの医師が別の薬を処方することがあります。お薬手帳があれば、薬剤師がすべての薬の飲み合わせをチェックでき、相互作用による副作用のリスクを軽減することが期待できます。
メリット2:薬代が安くなる可能性がある
同じ薬局にお薬手帳を持参して6か月以内に再度処方箋を持っていくと、「薬剤服用歴管理指導料」が減額され、窓口での支払いが約40円安くなる場合があります。毎月通院される方なら、年間で約480円の節約になります。
メリット3:緊急時・災害時に役立つ
事故や急病で意識がない状態でも、お薬手帳があれば救急医が服用中の薬を即座に把握できます。また、災害時にかかりつけの薬局に行けない場合でも、手帳があれば別の薬局で適切な薬を受け取れる可能性が高まります。
東日本大震災の際にも、お薬手帳の重要性が改めて認識されたと厚生労働省の報告で述べられています。
メリット4:薬の副作用やアレルギーを記録できる
過去に特定の薬で副作用が出た経験がある場合、お薬手帳に記録しておくことで、同じ薬や同系統の薬が処方されるのを防ぐことが期待できます。
メリット5:医師への情報提供がスムーズになる
新しい病院を受診する際、お薬手帳を見せるだけで現在の服用薬と過去の薬歴を医師に伝えることができます。口頭で薬の名前を正確に伝えるのは難しいため、手帳があると大変便利です。
お薬手帳の正しい使い方
毎回必ず薬局に持参する
お薬手帳は「毎回持っていく」ことが最も大切です。家に置いたままでは、飲み合わせのチェックができません。
- 保険証と一緒に保管する
- バッグの中に常に入れておく
- 電子版ならスマホに入っているので忘れにくい
1冊にまとめる
複数の薬局を利用している場合でも、お薬手帳は必ず1冊にまとめてください。薬局ごとに別の手帳を使うと、飲み合わせのチェックが不完全になります。
自分でも情報を書き込む
薬局で記録してもらう内容に加えて、以下の情報を自分で書き込んでおくとさらに活用度が上がります。
- アレルギー情報(薬・食品)
- 副作用の経験(いつ・どの薬で・どんな症状が出たか)
- 市販薬・サプリメントの服用状況
- 体調の変化のメモ
薬剤師からのアドバイス
いわせ薬局では、お薬手帳をお持ちでない方には無料でお作りしています。「今さら作るのは恥ずかしい」と思う必要はまったくありません。何歳からでも、どのタイミングからでも始められます。
また、電子お薬手帳も普及が進んでおり、スマホをお持ちの方はアプリの導入を検討されるのもよいでしょう。紙と電子、どちらが自分に合っているか迷われる方は、薬剤師にお気軽にご相談ください。
いわせ薬局での相談事例
四万十市にお住まいの75歳の男性は、内科・整形外科・眼科の3つの診療科を受診しており、それぞれ別の薬局で薬を受け取っていました。お薬手帳も3冊に分かれており、飲み合わせの確認ができない状態でした。
いわせ薬局にご相談いただいた際に、3冊の手帳を1冊に統合し、全ての処方内容を確認したところ、同じ成分の薬が重複して処方されていることが判明しました。医師に連絡し、処方を調整していただくことで、薬の重複を解消し、薬代も削減することができました。
「手帳を一つにまとめるだけで、こんなに大事なことがわかるなんて」と驚かれていました。
まとめ
- お薬手帳は飲み合わせチェック・薬代節約・緊急時の備えに役立つ
- 毎回薬局に持参し、1冊にまとめることが重要
- アレルギーや副作用の経験を自分でも書き込むと効果的
- 紙でも電子版でも、自分に合った形式で続けることが大切
お薬手帳のことはいわせ薬局にご相談ください
四万十市のいわせ薬局では、お薬手帳の作成・統合・活用方法のアドバイスを行っています。複数の病院にかかっている方、お薬手帳をお持ちでない方は、ぜひ一度ご相談ください。
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