いわせ薬局

2026.06.25

子どもの発熱に座薬・解熱剤をどう使う?薬剤師が解説

子どもの発熱に座薬・解熱剤をどう使う?薬剤師が解説

「また熱が出た…」深夜の発熱、どうすればいい?

子どもが急に高熱を出すと、親御さんは誰でも不安になりますよね。「座薬を使うべき?」「何度になったら解熱剤を使っていいの?」「飲み薬と座薬、どっちがいいの?」――そんな疑問を夜中に抱えて困った経験はありませんか?

高知県四万十市のいわせ薬局には、お子さんの発熱に関するご相談が毎日のように寄せられます。この記事では、薬剤師の知見をもとに、子どもの発熱時における解熱剤・座薬の正しい使い方と注意点をわかりやすくお伝えします。

そもそも「発熱」はなぜ起きる?むやみに下げなくていい理由

発熱は、ウイルスや細菌と戦うための体の防御反応です。体温を上げることで免疫細胞が活性化し、病原体の増殖を抑える効果が期待できます。そのため、熱があるからといって、すぐに解熱剤を使う必要はありません。

日本小児科学会のガイドラインでも、解熱剤の目的は「熱を下げること」ではなく、「子どもの苦痛を和らげ、水分摂取や睡眠を助けること」とされています。熱そのものを必死に下げようとするよりも、お子さんが少しでも楽に過ごせるかどうかを判断基準にしましょう。

解熱剤を使う目安とタイミング

使用を検討するサインはこれ

  • 体温が38.5℃以上で、ぐったりしている・機嫌が極端に悪い
  • 水分をなかなか摂れていない
  • 眠れないほどつらそうにしている
  • 38℃以上でも元気に遊んでいる場合は、無理に使わなくてもよいケースもあります

※体温の数値だけでなく、お子さんの様子(顔色・機嫌・水分摂取)を総合的に見ることが大切です。

すぐに医療機関を受診すべきサイン

  • 生後3か月未満の赤ちゃんの発熱
  • けいれんが起きた、または止まらない
  • 顔色が青白い・唇が紫色になっている
  • 意識がもうろうとしている・呼びかけに反応が弱い
  • 発疹を伴う高熱

上記のような症状がある場合は、解熱剤の使用前にすぐに受診・救急へご連絡ください。

座薬と飲み薬、どう使い分ける?

子どもの解熱剤には、大きく分けて「座薬(坐剤)」「内服薬(シロップ・粉薬)」があります。主な成分はどちらもアセトアミノフェンです。

座薬のメリット・使い方

  • 嘔吐していて薬を飲めないときに使いやすい
  • 効果が出るまでやや時間がかかる(30〜60分程度)場合がある
  • 使用間隔は最低4〜6時間以上あけること
  • 冷蔵庫で保管し、使用前に手で少し温めると入れやすい
  • 挿入後は30秒ほどティッシュでやさしく押さえる

飲み薬のメリット・使い方

  • 比較的飲みやすいシロップタイプもある
  • 吸収が早く、効果が出やすい
  • 嘔吐しているときは吸収されにくいため座薬が向いている

⚠️ 座薬と飲み薬を同時に使うのはNGです。同じ成分の過剰摂取になる危険があります。どちらか一方を選びましょう。

薬剤師からの大切なアドバイス

  • 用量・用法を必ず守る:体重に合った量を使うことが基本です。多く使えば早く効くわけではなく、過剰摂取のリスクがあります。
  • アスピリンは子どもに使用しない:ライ症候群のリスクがあるため、子どもにはアセトアミノフェン製剤を使用してください。
  • 水分補給を忘れずに:発熱中は脱水になりやすいため、こまめな水分補給が重要です。経口補水液や麦茶などを少量ずつ与えましょう。
  • 熱が下がっても油断しない:解熱後も体調が完全に戻るまではゆっくり休ませましょう。

いわせ薬局でのご相談事例

四万十市にお住まいのあるお母さんから、こんなご相談をいただきました。

「夜中に子どもの熱が39℃になって、座薬を2回入れてもなかなか下がらないので、さらに使っていいか不安で…」

お話を聞くと、2回目の使用が1回目からまだ3時間しか経っていませんでした。いわせ薬局では、使用間隔の重要性をご説明し、次の使用タイミングと水分補給の方法をアドバイス。翌朝には熱が落ち着き、無事に受診もできたとご連絡をいただきました。

「薬の説明書を読んでもよくわからなかったけど、LINEで相談できてよかった」とおっしゃっていただきました。深夜でも気軽にご相談いただけるよう、いわせ薬局ではLINEでのご相談も受け付けています。

まとめ:子どもの発熱、焦らず正しい対応を

  • 発熱は体が戦っている証拠。38.5℃以上でぐったりしているときに解熱剤の使用を検討する
  • 座薬・飲み薬の使用間隔は最低4〜6時間。同時使用はしない
  • 体温の数値だけでなく、お子さんの様子を見て判断する
  • 元気があり水分が摂れていれば、少し様子を見ることも大切
  • 生後3か月未満・けいれん・意識障害などはすぐに受診

いわせ薬局にお気軽にご相談ください

「うちの子の症状、座薬を使っていい?」「処方された解熱剤の使い方がわからない」など、どんな小さなことでも構いません。高知県四万十市のいわせ薬局では、地域のお子さんの健康を薬剤師がしっかりサポートします。

処方せんはLINEで事前に送っていただくと、お待ちの時間を短縮できます。深夜の発熱でお困りの際も、まずはLINEからご連絡ください。

???? LINEで処方せん受付・ご相談はこちら
https://lin.ee/OZGseLT

いわせ薬局スタッフ一同、四万十市の皆さまとそのご家族の健康を全力で応援しています。お気軽にご来局・ご相談ください。

岩瀬裕紀 薬剤師

この記事を書いた人

岩瀬 裕紀(いわせ ひろき)

薬剤師 / 株式会社みのり 代表取締役

高知県四万十市右山天神町で「いわせ薬局」を運営しています。地域の皆様から日々いただくお薬や健康のご相談をもとに、薬剤師の視点でわかりやすく情報を発信しています。土曜営業・LINE処方せん受付・駐車場5台無料で、市内全域からのご来局をお待ちしております。

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